築33年を迎えた早稲田大学本庄セミナーハウスを個室型の宿泊室を中心とするドミトリーへと全面改修した計画である。「グレーチングバルコニー」と名付けた鉄骨架台を建物外周部に配置し、新たな設備配管ルートおよび屋外機スペースを確保した。このバルコニーは、環境制御の装置としても機能しており、表皮となる有孔折板の配置方法を方位や周辺環境に応じて変化させることで、空調負荷の抑制や外部からの視線調整を図っている。
構造 | RC造 |
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階数 | 3階/B1階/PH1階 |
延床面積 | 2,220㎡ |
竣工年月 | 2004年7月 |
受賞 | 日本建築家協会優秀建築選2006(主催:(社)日本建築家協会JIA)[2006/10]<br /> 2005リフォーム&リニューアル設計アイデアコンテスト(主催:建築リフォーム&リニューアル展組織委員会、設計アイデアコンテスト審査委員会)入賞[2005/06] |
備考 | 表記はA棟のみ<br /> B棟:465m2・地上2階・RC造 |