大学の創立125周年記念事業の一環として計画された校舎である。キャンパスの記憶や伝統を継承と、新しい教育研究環境の創出を目指した。キャンパスの景観を特徴づけている空間要素や素材の抽出を行い、歴史性を感じさせるデザインとした。高層積層型の校舎を、各ゾーンに設けた交流スペースとエスカレーターを中心とした連続的な縦動線で結びあわせ、外部空間から連続する立体的なキャンパスとすることを意図した。歴史性を感じられる外皮の内側に、最先端の研究環境が展開される、歴史性と先進性が混在する高機能キャンパスを意図した。
構造 | CFT造 |
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階数 | 14階/B2階 |
延床面積 | 34,225㎡ |
竣工年月 | 2009年1月 |