東京成徳学園十条台キャンパスは、図書館を含む新校舎の計画により分散した施設を連携するキャンパスの再構築計画である。新校舎は、中庭を中心に、図書館、研究管理機能を担う本館を配置した。図書館は学外利用を考慮して、外部からもアプローチしやすい位置に配置し、大学の運営時間を超えて開館時間を延長できるよう、独立した建物とした。外観は白という純粋な色彩とガラスによる奥行き感のある構成によって、地域と融合した開放的なキャンパスを表現しながら、周囲の緑や花々の背景となって、再び人々を魅了する景観の一部となることを目指した。
構造 | RC造 |
---|---|
階数 | 6階 |
延床面積 | 8,786㎡ |
竣工年月 | 2002年12月 |
受賞 | 東京都北区景観賞 2005年3月 |