撮影 : 解良信介 URBAN ARTS
本院は、全国に先駆け外来分離を宣言し救急医療と高度医療に特化した病院です。計画では、病院が重要視するERを2Fに配置し、1Fの大半を救急・サービス・外来車両を取り回すピロティとすること、平面的なつながりを求められる機能を重層的に配置すること、また可能な限りコンパクトな平面計画、動線計画を行うなど、限られた階面積を効果的に使うことを重視しました。様々な規制や狭隘な敷地条件のなかで、高密度都市型高機能病院を実現しています。