本施設は、食材に関わる動物の病原虫や感染などの実験研究を行う先端研究施設です。設計では、高いバイオハザードレベルの実験室、スペース効率と執務環境を向上させるオープンオフィス、研究活性プラザやコミュニケーションラウンジなどを備え、研究者の為の高度な研究環境と快適な生活環境を実現しました。また、建物中心に配された吹抜「エコボイド」を利用した温度差利用による冷暖房負荷低減と自然換気、ピットや機械室の熱利用による空調やロードヒーティング=「ヒートピット」など施設の特性を活かした寒冷地ならではの環境建築としました。
所在地 | 北海道帯広市 |
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用途 | 研究施設 |
竣工年月 | 2007年8月 |
延床面積 | 2,529㎡ |
構造 | RC造 |
階数 | 2階 |
備考 | 基本設計・実施設計:帯広畜産大学企画総務部施設課、山下設計 |