本計画では秋田県下初の免震建物とすることで地域医療圏の中核病院としての災害拠点機能の向上を図りました。地域救命救急センターをはじめとする急性期病院としての機能性を医療用の動線分離や合理的部門配置で確保し、外来動線ではライトコートを中心に回遊性を持たせて、明るく分かりやすく,親しみやすいものとしました。病棟は鳥海山への眺望を最大限に享受できる弧を描く形状として豊かな自然に調和する地域のランドマークともなる「美しい病院」を目指しました。
所在地 | 秋田県横手市 |
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用途 | 医療施設 |
竣工年月 | 2007年1月 |
延床面積 | 44,291㎡ |
構造 | RC造/一部S造(基礎免震構造) |
階数 | 9階/PH1階 |
受賞他 | JIA優秀建築選 2008 |
備考 | 設計・監理:山下設計・NTTファシリティーズ共同企業体 |