敷地は古くからの歴史的景観が残る一方で、市が推進する「多核連携型コンパクト・エコシティ」構想の中核地です。そのため、建物配置は、地域施設の核となる病院とするため、敷地西側の仏生山駅側に大きく開きつつ正面を向け、駅からの利便性の良い敷地北寄りに配し、建物の正面意匠は「高松」から連想される「もの・いろ」を機能と合わせて構成しました。また利便性向上のため、10台分の屋根付き車いす駐車場や、誰でも利用できるポケットパークなども整備し、新しい街の日常における中核施設として親しみの持てる施設づくりを心掛けました。
所在地 | 香川県高松市 |
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用途 | 医療施設 |
竣工年月 | 2018年9月 |
延床面積 | 29,394㎡ |
構造 | RC造、免震構造 |
階数 | 6階 |
受賞他 | 令和元年度高松市美しいまちづくり賞 |
備考 | 設計・監理:山下・森設計JV |