所沢紺碧寮は、所沢キャンパスでの教育研究活動の充実を目的に建設された学生寮で、東京2020大会ではイタリアチームの事前合宿の宿舎としても利用されました。敷地は狭山丘陵から続く自然豊かなキャンパス北端に面しており、地域の風景に溶け込み、生活環境・地域環境・地球環境の向上にも繋がる施設づくりを目指しました。2~5階に配置した寮室のバルコニーは有孔折板のスクリーンで覆っています。バルコニーを寮室の延長として利用できるよう居住者の好みに応じたプライバシーコントロールが可能な仕組みとしました。同時に外壁への直達日射の抑制による省エネルギーの推進や、地域に生息する鳥たちへのバードストライクの防止にも役立っています。
所在地 | 埼玉県所沢市 |
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竣工年月 | 2020年6月 |
延床面積 | 3,388.49m2 |
構造 | 壁式鉄筋コンクリート造 |
階数 | 5 階 |