本機構は、帝京大学の学部を越えた連携研究実践の場、また産業界との共同研究やオープンイノベーションの場として構想されました。 施設構成は、一つの空間に複数の研究室が共存するオープンラボ仕様を基本とし、さらにラウンジなどコミュニケーションの場を複数設けることで、研究者同士の交流を誘発する仕組みをつくりました。建物西側は各階、研究者の憩いの場となる休憩ラウンジとしています。外部は西向きを壁で構成し、住宅との見合いの視線と西日を制御するとともに、北向きは全面ガラスとすることで、安定採光による開放的な眺望と施設の開放性を表しました。この特徴的な雁行壁が外観のアクセントとなっています。
所在地 | 東京都板橋区 |
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竣工年月 | 2021年3月 |
延床面積 | 9,263㎡ |
構造 | RC造一部S造 |
階数 | 地上5階 |