大垣市庁舎では、旧庁舎の耐震不足に伴う庁舎の現地建替え、公園、駐車場の再整備をきっかけに、市民が集う新たな公共空間の創出を目指しました。
西日を遮蔽する連子格子の木ルーバーや、西側の公園とつながり連続する小さな待合いが、かつて城下町の軒下のような賑わいを作り出すことを意図しました。
奥行の深い基準階は2本の南北通路を軸に執務室を配置し、将来の組織改編に対する柔軟性を高めました。
豊富な地下水を活かし空調の熱源利用から市民ロビーの床輻射冷暖房、トイレ洗浄水、植栽散水に至るまで、地下水の多段階活用を行っています。
所在地 | 岐阜県大垣市 |
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用途 | 庁舎 |
竣工年月 | 2020年10月 |
延床面積 | 20,855㎡ |
構造 | S造、免震構造 |
階数 | 地上9階 |