名古屋大学EI創発工学館はキャンパスの中心から延びる南北軸を新棟の内部に引き込み、多くの人々が行き交う「トオリミチ」を延長しました。また敷地の高低差を活かし、1,2 階に跨って屋内外を横断する「トオリミチ」に沿って、立体的に多彩なシーンが展開する構成としました。2階には研究成果の発表舞台となるエントランスロビーやホール、講義室を設け、入居者以外の人々もマチなかを通り抜ける度、偶然の出会いや交流が生まれる場としました。校舎の屋内外に多様な居場所を設けることで、学びの選択肢を増やし、多様性を享受しています。
所在地 | 愛知県名古屋市 |
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用途 | 大学 |
竣工年月 | 2023年9月 |
延床面積 | 17,053㎡ |
構造 | S造、一部CFT造 |
階数 | 地上9階 |