本計画は「少年自然の家」としては全国で初めてPFI手法を導入した事業です。 敷地は房総半島中央の県立笠森鶴舞自然公園・第三種特別地域内の自然豊かな場所です。子供たちが安全に周辺環境と触れ合い、自然に興味を持ち、親しみ、大切にしてゆく心を育む一助となるよう、自然観環境を守りつつそれらと調和した施設作りを心がけました。広さ約15ha、丘陵地・湿地帯の約25m二の高低差を持つ敷地を、地形を利用しながら「建物集積ゾーン」「ログハウスゾーン」「野外活動ゾーン」「ふるさと田んぼゾーン」の4つのゾーンに分け、敷地全体を回遊できる構成としました。回遊ルート上に配置した建物とそれらをつなぐ渡り廊下が「連鎖」と「間」を生かした変化に富んだ空間を生み出しています。
所在地 | 千葉県千葉市 |
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用途 | 研修施設 |
竣工年月 | 2004年12月 |
延床面積 | 13,663㎡ |
構造 | RC造、SRC造、S造、W造 |
階数 | 地上3階 地下1階 |
受賞他 | PPP/PFIの事業の多様な効果に関する事例集(内閣府)掲載 |