この研究棟は未来創造型研究の推進を目的とした研究施設です。施設は主にアイディア創出機能を担う融合研究棟と、開発品の試作・評価・実証を推進する実証研究棟(設計:東レ建設)で構成されます。融合研究棟には国内外の学術機関や企業とのオープンイノベーションの促進と、それまで地区内に分散していた研究組織の活動拠点の集約による知の集積が求められました。私達は、研究者の日常的な活動パターンを分析し、融合研究棟を主に外部機関との連携機能を担う「コミュニケーション・コンコース棟」と、研究・実験活動の拠点となる「フレキシブル・プラットフォーム棟」に分節化することで、知識創造行動を効果的に引き出すワークプレイスを実現したいと考えました。
所在地 | 滋賀県大津市 |
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用途 | 研究施設 |
竣工年月 | 2019年10月 |
延床面積 | 8,336㎡ |
構造 | RC造、一部S造 |
階数 | 4階 |