古くからさまざまな歴史の舞台に登場し、織田家や豊臣家とも深い関係があった大垣市は、交通の要衝でありながら豊かな自然にも恵まれ、特に水資源が豊富なことから「水都」とも呼ばれています。 大垣市庁舎では、この豊富な水資源を、空調の熱源利用から市民ロビーの床輻射冷暖房、トイレ洗浄水、植栽散水などに活用するとともに、周辺地盤から1階床レベルを1mかさ上げし、基幹設備の屋上設置等の浸水対策を行うなど、水と共存する庁舎を目指しました。 また、豊かな森林資源から産出されるヒノキを市民の目や手に触れやすい家具や内装材、議場などに用いることで木の持つ温かみと地域資源を市民が知るきっかけとなることを意図しました。
所在地 | 岐阜県大垣市 |
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用途 | 庁舎 |
竣工年月 | 2020年10月 |
延床面積 | 20,855㎡ |
構造 | S造、免震構造 |
階数 | 地上9階 |