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柏原市庁舎は大和川の高規格堤防に位置することから、水害時の一時避難場所として地上から大階段でつながる２階レベルの屋外空間「かしわらテラス」を設けているのが特徴です。テラスは庁舎2階の市民活動エリアからもアクセスでき、大和川から吹く風や川面のきらめき、古市古墳群に沈む夕日など、自然を感じる市民の新たな憩いの場、交流の場にもなります。
また西側に広がる大和川の眺望を取り入れ、かつ西日による熱負荷を抑えるため、夏期日射量の多い日の入射角に合わせた大判の縦型ルーバーによる遮蔽と、Low-Eガラスの水平窓による開放性を組み合わせることで対応しました。