大正13年(1924年)に完成した旧石川県庁舎本館の歴史的外観を残しながら、新たな文化を育む場として保存再生を行った。保存部分は、外観と内部空間の意匠性、空間性を生かしてコンバーションを図り、北側の増築部分は金沢城、兼六園といった歴史的環境と向きあう場として、眺望の広がりを楽しめるガラス主体の透過性が高い空間とした。外から見たときは、歴史の重層性と新たな文化創造に向けた活動が見える空間とした。
撮影:新建築社(1・2・4)、エスエス北陸(3・5)