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免震レトロフィット
 
   
昭和56年の新耐震設計法の施行以前に建設された建物には、耐震性能が劣るものが多いことは、阪神・淡路大震災の被害からも明らかになりました。
これらの建物には、耐震性能に対する何らかの対策が求められています。
免震レトロフィットとは、既存建物の基礎部に免震層を設けることにより、既存構造体の補強をほとんどすることなく、耐震性能の向上を図ることができる耐震改修方法です。
建物を建て替えることなく、居ながらにして耐震改修を行うことが可能で、これまで大小さまざまな規模の建物を免震化しています。
建築計画はもとより、施工計画も含めた詳細な検討を行うことで、工事中の安全確保及び確実な免震化を実現します。
中央合同庁舎第三号館免震レトロフィット
   
中央合同庁舎第3号館
国内最大規模の免震レトロフィット。
延べ床面積約7万m2 、総重量約10万トンの大規模建築を、利用しながらの状態で、基礎免震形式の建物に生まれ変わらせました。

外務本省
エキスパンションジョイントで分離されている2棟の建物を、既存の基礎部分(既存基礎梁、地下1階床、既存耐圧版)で連結し、その下部に免震層を設ける計画としました。
安全性を確保するため、既存地中梁の側面に梁型を増設し、長さ約100mのPC鋼線を配置することで連結部応力に耐える構造とすると共に、底盤下を炭素繊維シートで補強し、強度を高める計画としました。
中央合同庁舎免震レトロフィット/外務本省免震レトロフィット
 
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