PROJECT

上海東方肝胆外科医院安亭院区 中国上海市

撮影 : 新建築社

設計コンセプト

上海東方肝胆外科医院安亭新院は、上海市の中心部から北西へ約20kmの上海市嘉定区に建つ軍医大学附属病院である。圏域の基幹病院と、中国全土を対象としたがん治療およびがん研究施設としての役割を併せ持っている。
本計画では、中国の病院では主流である機能ごとに分かれた複数の棟を渡り廊下などで繋ぐ「分棟型」を採用した。一方、「分棟型」により各棟を繋ぐ位置による医療の効率化と迅速化が損なわれないように、医療機能の中心となる診療棟の周囲に周回型の主動線を設けることで、各棟と診療棟を最適な位置でつなぐことが出来るようにし、連結部分への院内交通の過度な集中を避ける計画とした。また、本院では、各棟の間に生まれるスペースを積極的に緑化し、公園のような空間を生み出すことで、回復期の患者のリハビリテーションスペースや職員のリフレッシュスペースとして活用している。

構造 RC造/一部S造
階数 13階/B2階
延床面積 172,104㎡
竣工年月 2015年9月
備考 基本設計:山下設計 ・ 実施設計:上海建築設計研究院(上海現代建築設計集団) ・ 病床数1,500床