PROJECT

勝浦市芸術文化交流センター 千葉県勝浦市

撮影 : エスエス

設計コンセプト

勝浦市は、房総半島の南、九十九里浜の大きな円弧がリアス式地形に切り替わる、少し太平洋に突き出した場所に位置している。黒潮の影響で、夏涼しく冬温かい過ごし易い気候に恵まれ、漁業や朝市・観光など自然環境との関わりが、この地域の個性を生み出している。新しい施設は、800席の多目的ホールと公民館機能の複合施設である。当初は海沿いに広がる市街地の一角に建設される予定であったが、東日本大震災の後、津波の影響を受けない、市役所のある高台に計画地が変更された。そのため、日常的な活動の場としては、少し遠い印象を持つ敷地に立地しているが、海・光・緑といった勝浦の自然資源と、より多くの接点を持てる場所に新しい施設が建設されることとなった。そのような場所に新しい文化交流施設を建設するのであるから、私たちはこのような地域環境を充分享受できる「美しい光に包まれた広場のようなホール」を作り上げたいと考えた。

構造 RC造/一部SRC造、S造
階数 3階
延床面積 4,896㎡
竣工年月 2014年11月
受賞 第22回千葉県建築文化賞優秀賞2016年

照明普及賞2016年