本計画は、東芝発祥の地である東芝川崎堀川町工場跡地の再生を目指すものです。「屋根に覆われた町」をコンセプトとし、駅前でありながら閉鎖的であった工場エリアを、商業・住宅・オフィスの複合機能へと土地利用転換を図ることで川崎市の新しい顔として、街そのものの活性化を図りました。スペインの建築家リカルド・ボフィルとのコラボレーションにより実現しています。工場時代より親しまれてきた桜等、樹木の再利用や、多くの緑を配置し、再開発街区のみならず周辺との「みどりのネットワーク」を形成し、賑わいと共に安らぎを提供しています。
所在地 | 神奈川県川崎市 |
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用途 | 商業施設 |
竣工年月 | 2006年8月 |
延床面積 | 172,703㎡ |
構造 | RC造、S造、PCaPC造 |
階数 | 5階/B1階 |
受賞他 | 神奈川建築コンクール 2007 グッドデザイン賞 2007 SDA賞 2007 都市景観形成協力者表彰 2006 |
備考 | 企画・基本設計・実施設計監修(外装デザイン)・監理監修(外装デザイン):山下設計・RICARD BOFIL TALLER DE ARQUITECTURA、 設計・監理:清水建設一級建築士事務所 |